「事業用自動車安全通信」第152号(H24.7.6)

事業用自動車安全通信」第152号(H24.7.6)

=目 次=
1.重大事故等情報=1件(6月29日〜7月5日分)
(1)乗合バスの車内事故
(2)タクシーが歩行者を撥ねた事故
(3)トラックが対向車線をはみ出してきたトレーラと衝突した事故

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【1.重大事故等情報=3件】(6月29日〜7月5日分)
(1)乗合バスの車内事故
6月28日(木)午前10時頃、神奈川県において、同県に営業所を置く乗合バスが
乗客10名を乗せて運行中、バス停において、当該バスの運転者が、降車客の状況を
確認せずに降車扉を閉めようとしたことから、降車中であった乗客1名(男性、98
歳)の右手が当該扉に接触し、当該乗客はバランスを崩して車外へ転倒した。
この事故により、当該乗客が左大腿骨頸部骨折の重傷を負った。
なお、当該バスの運転者は、降車扉を閉める旨のアナウンスを行っていなかった模
様。

(2)タクシーが歩行者を撥ねた事故
7月4日(水)午後11時50分頃、大阪府において、府内に営業所を置くタクシー
が空車で走行中、歩行者を撥ねた。
この事故により、当該歩行者が死亡した。
事故当時、当該タクシーの運転者は、信号機や横断歩道のない片側2車線の道路の第
二車線を走行していたところ、当該道路を左から右に横断してきた当該歩行者に気が
付かず、撥ねた模様。

(3)トラックが対向車線をはみ出してきたトレーラと衝突した事故
7月5日(木)午前1時5分頃、石川県において、同県に営業所を置くトラックが走
行中、対向してきた愛知県に営業所を置くトレーラと衝突した。
この事故により、当該トレーラの運転者が死亡し、当該トラックの運転者が心肺停止
状態で治療中。
事故現場には、当該トレーラのブレーキ痕がセンターラインをはみ出す形で残ってお
り、この事故は対向してきた当該トレーラがセンターラインを越え、対向車線にはみ
出したため発生した模様。

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